田舎で子育てをしながら、こんなに美味しいりんごを皆に届けたい。大自然の中で仕事がしたい。人間らしく生きたい。趣味のスノーボードがしたい。と思い、大阪から脱サラし信州小布施町に新規就農しました。
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小布施町とは、江戸後期には千曲川の船運や街道の要所として栄え、人、もの、情報の交流によって独特の文化を形成。葛飾北斎、小林一茶をはじめ多くの文人墨客をも惹きつけました。
降雨量が少なく日照率も高い。寒暖の差も大きく美味しくなる条件が三拍子整っています。豊かな自然と風土が宝石のような果物を生み出します。 -
地元農家さん下で、2年間の研修を終え平成27年に独立し、ファームRを設立しました。新米農家で良い農産物がつくれるのか?と思われるかもしれませんが、作れます。
新しく始めたから気付ける事が多くあります。昔の当たり前が、当たり前でなくなっていることもあります。近年の農業は日進月歩です。例年通りの気候というのは殆どありません。
また新しい栽培技術や、研究結果がどんどん出てきます。 -
以前は果物の周りの葉を全て落とし、真っ赤なりんごが美味しいとされていました。しかし近年では葉を多く残すことで、光合成を多く行い、糖度が上がる事が証明されています。
桃は袋掛けを行い、反射シートを引く事で、真っ赤で綺麗な桃を作るのが一般的です。 -
よくお客様から「桃は当たり外れが多い」と聞きます。
果物は陽を多く浴びているものが美味しいのです。反射シートを引けば、木の内側の日陰部分にも真っ赤に色がつきますが、甘くないです。袋を掛ければ傷も少なく綺麗な桃が作れますが、無袋に比べて甘みは下がります。 -
ロスも多くでますが美味しい果物をお届けしたい思いで、このような栽培方法に取り組んでいます。市販の人為的に着色された果物に比べ、当園の果物は自然の甘みを多く感じて頂けます。めまぐるしく変わる気候に柔軟に対応し、新しい知識、技術を取り入れることでベテラン農家さんにも負けない果物を作れる様に頑張ります。
その為に、自然の力を最大限に引き出せるよう努力しています。除草剤、化成肥料は使わずに有機肥料のみでの土作りからこだわります。農薬も納豆菌などの微生物の力を借り、抑えています。その効果か、今では持病のアレルギーもあまりでないようになりました。
千曲川に合流する松川が形成した扇状地と、水はけの良い地質、日当りの良い地形が栗栽培に適しており、品質の良い栗や、それを加工した栗菓子が有名です。小布施町の栗は地域のシンボルの一つとして、産業や文化、経済、まちづくりなどに大きな役割を果たしています。
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善光寺縁起では、善光寺の始まりを今から1400年前と伝えているものの、その創建に関する歴史的資料はありません。ただし、善光寺の境内から出土した瓦の特徴から、善光寺の創建は飛鳥時代(7世紀後半)と推定されています。
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野生のニホンザルの生態を間近で観察できる野猿公園と国際的に知られています。公苑では夏冬の区別なく山から下りてきた野生のニホンザルが観察できます。
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軽井沢と北軽井沢を結び、落差は3m余りだが、幅は70 mに及ぶ。地下水を源流とする潜流瀑であるため、概ね流量は一定で濁らず、晴雨に左右されることなく常に幾条もの白糸のように清水が流れ落ちることから命名されたと云われる。